節約・貯金

引越し費用を安く抑えるコツ

先日引越しをしました。

自分の経験から、できるだけ引越し費用を抑えるコツについてまとめていきたいと思います。

 

とりあえず最初に言っておきたいことは、契約してしまう前に色々検索し、相見積もりを取ってから契約することはめちゃくちゃ大事ってことです。

特に相見積もりは費用を抑えるために大切ですので、仲介業者や引越し業者と契約をするときは必ず何軒かの見積もりを取ることをお勧めします。

 

物件の契約費用(仲介業者の費用)を抑えるコツ

物件を契約するときに色々な費用を請求されると思います。

しかし、そのほとんどは交渉可能です。

契約にかかる費用

  1. 前家賃
  2. 敷金
  3. 礼金
  4. 賃貸保証料
  5. 鍵交換代
  6. ルーム消毒代
  7. 仲介手数料   など

上記のうち、①〜⑥は大家さんの取り分(一部管理会社や仲介業者に回ることもあります)、⑦は仲介業者の取り分です。

私の知り合いの大家さんの話だと、この①〜⑥に月々の家賃を含めたどれか1つは減額に応じることが多いそうです。

ですので、契約をする時には必ずどれかは減額してもらえるように交渉しましょう。

※ただし、調子に乗ってあれもこれも交渉していたら嫌われてしまうので、交渉する項目・価格は常識の範囲内にしましょうね。

 

ちなみに私は1月に引越し希望でしたが、大家さんがどうしても年内に入居してほしいとのことでしたので、年内に入居する代わりに1ヶ月分の家賃をフリーレント(賃料無料)にしてもらいました。

 

仲介手数料について

仲介手数料は物件を紹介してくれた仲介業者に支払うものです。

ここも交渉の余地があります。

私は結果的に無料にしてくれた業者と契約しましたが、相見積もりをとった他の業者では1円も安くしてくれないところもありました。

 

もちろん、仲介業者に支払う手数料ですので、物件を管理している管理会社と直接契約する場合は無料です。(しれっと請求してくる管理会社もありますが。)

管理会社がわかっている場合は、直接契約した方が費用が安く抑えられる場合があります。

 

相見積もりの重要性

仲介業者が扱っている物件はどこも一緒です。同じ物件なら一番費用を安くしてくれる業者がいいですよね。

仲介業者によっては大家さんに根気強く交渉してくれる人、何もしない人といます。

どうせ契約するなら何軒か仲介業者を回って、あなたのために色々便宜を図ってくれる仲介業者と契約を結ぶようにしましょう。

 

こんな仲介業者はやめておくべき

仲介手数料を1ヶ月分請求してくる業者がいますが、違法です。

賃借人側の仲介手数料は0.5ヶ月分以上請求することは出来ません。(判例あり)

事前に賃借人の承諾を取った場合は1ヶ月分請求できることもありますが、0.5ヶ月分で良いのに1ヶ月分の支払いを承諾する人なんていませんよね。

もし何の説明もなく1ヶ月分請求してくるような業者であれば、契約するのはやめておいた方が良いと思います。

 

 

引越し費用を抑えるコツ

仲介業者以上に相見積もりが重要なのが、この引越し業者です。相見積もりを取れば費用はどれだけでも下がります。

相見積もりを取れるサイトは沢山あるので、どこでも良いと思います。私は適当に検索して1番最初に出てきた、価格コムのサイトから相見積もりを請求しました。

 

予算を決めてから交渉

昨年同時期に引っ越した友人が同距離を引っ越した時の費用が3万円だと聞いていたので、私も予算3万円で交渉することにしました。

各社の提示額がこちら↓

  • A社(大手)   60,000円
  • B社(中小)   29,000円
  • C社(ローカル) 30,000円

A社(CMでもよく見るとこ)はめちゃくちゃ高かったです。予算を伝えたにもかかわらず、です。価格重視の私は、真っ先に候補から外しました。

B社とC社は迷いましたが、結果的に税込25,000円まで下げてくれたB社に決めました。

県境を越える引越しだったので高額になることを心配しましたが、安く抑えられた方かなと思います。

 

安くするために譲歩したこと

引越し費用を安くしてもらうために、引越しの日時は業者にお任せしました。

私を担当してくださった方曰く、

  1. 月の前半
  2. 平日
  3. 早朝か夕方の時間帯

などが料金を安くしやすいらしいです。

特に業者のこだわりがなく、価格重視の時は、交渉で出来るだけ安くしてくれた業者を選びましょう。

 

退去費用を抑えるコツ

契約した時よりも揉めやすいのが、契約を解除する時です。

私の場合、退去時にかかった費用はルームクリーニング代の25,300円のみでしたが、友人は退去時に20万円近く請求されていました。内容を見ても、本来は借主が負担しなくても良いものばかり•••。

どこまでが借主負担で、どこからが貸主負担になるのかは、国土交通省のHPに具体例が載っています。

HP:「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン

退去するときはこちらをよく読み込んでから立会いに臨みましょう。

また、ネットで事前にどんなトラブルがあるのかを調べるのも有益です。(不動産会社が書いている情報は管理会社に有利なように書かれていますので、出来るだけ一般人が書いた記事を探すのがオススメです。)

 

言葉は悪いですが、退去時は一番ぼったくられる率が高いです。

高額な退去費用を請求されたときは慌てずに明細を貰い、ガイドラインに照らし合わせて、それが正当な請求なのか確認しましょう。

 

まとめ

今回引越しを経験してみて思ったことは、

  • 業者によって費用は全く違う
  • 無知は損

ってことです。

 

同じ物件を賃借、同じ距離を引越しなら、安いほうがいいですよね。

でも、何も知らずに相手の言うがまま契約してしまったら、高額な費用を請求されてしまいます。

これから引越しする方は、出来るだけ事前に相場や安く契約するコツを調べておいて契約する時は必ず相見積もりを取ることをオススメします。

 

番外編

引越し前のアパートには浴室内乾燥機が付いていたので、通常の洗濯機で洗濯し、浴室に洗濯物を干していました。

しかし、引越し先には浴室乾燥機が無いことが判明!

でもベランダに干すのは絶対に嫌だったので思い切って乾燥機付きの洗濯機を買いました。

 

置ける場所が狭すぎたのでドラム式じゃなく縦型で。(ドラム式の方が縦?幅?が大きくて、一人暮らし用賃貸にはあまり適してないんです。あと、単純に縦型の方が安い。)

 

結果、買って良かったです!

洗濯物を干すことが、あらゆる家事の中でも一番嫌いなことだったので、ストレスが無くなりました。

また、縦型の方がドラム式と比べて乾燥の力が弱いと言われますが、ビートウォッシュはしっかり乾燥してくれます。

帰宅したら温かふわふわの洗濯物が仕上がっている生活はなかなか良いですよ。