節約・貯金

医療保険に入るべきか考えてみた

こんにちは。

突然ですが、昨年入院して手術を受けました。

入院が決まってから親や友人に言われたのが、「医療保険に入っておけば良かったのに•••」ということ。(当時、医療保険に未加入でした。)

 

でも、本当だろうか?

医療保険は必要なの?

みんながみんな入るべき?

 

そう思ったので、色々調べて今回私なりの結論を出しました。

これは入院した当時(そして現在も)医療保険に未加入である私の個人的な意見ですので、「こんな意見もあるんだな〜」くらいの軽い気持ちでご覧いただければ幸いです。

 

医療保険は不要

結論から言えば、私は若い間の医療保険は不要だと考えています。

 

理由は3つ。

  1. 日本の公的制度はしっかりしている。
  2. 若いうちは病気になったとしても、短期間で退院する可能性が高い。
  3. 若いうちは医療保険にお金を使うよりも貯蓄にお金を回すべき。

 

詳細を説明していきます。

 

① 日本の公的制度はしっかりしている

入院した年に実際に私が利用した制度は、以下の通りです。

 

1)高額療養費制度で月額の医療費を抑える

高額療養費制度は一月の医療費が一定額以上は請求されず、払い過ぎた分は返金される制度です。

この制度によって、私の入院時の負担額は約8万円でした。(窓口では28万円請求されましたが、後日口座に20万円の返金がありました。

 

2)医療費控除で税金の還付

医療費控除とは、その年(1月1日から12月31日)に支払った医療費のうち、10万円(※)を超えた分が税控除の対象となる制度です。

※低収入の場合は限度額が低くなる優遇制度あり。

(①②についてはこちらのページに詳細をまとめていますので、詳しく知りたい方はご参照ください。)

医療費を抑える2つのコツ突然ですが、昨年入院して手術を受けました。 手術が決まってまず心配したのは、自分の身体のこと。 そして、お金のこと。 ...

 

3)傷病手当金で休業中の給料を補償

病気や怪我などで就業できない期間の給料を補償してくれる制度です。

通常、医療保険は入院期間しか保険金が支給されませんが、傷病手当金は自宅療養の間も賃金を補償してくれるところにその特徴があります。

私は入院を6日間、自宅療養を14日間必要としたのですが、待機3日間を除いた17日分の傷病手当金が支給されました。

 

私はこの3つの制度をフルに使ったので、給料が大きく減ることはなかったですし、当時かかった医療費も10万円ちょっとでした。

10万円ほどであれば貯金で十分まかなえる範囲ですし、医療保険にお金を使うよりも貯金に回した方がいいなぁと思ったのが個人的な感想です。

(もちろん、病気の種類によってもかかってくる医療費は異なると思いますが。)

 

② 若いうちは病気になったとしても、短期間で退院する可能性が高い

39歳以下の平均入院期間は2週間以下です。私は腹腔鏡手術を受けましたが、6日間で退院しました。

厚生労働省発表の資料によると、平均入院日数は1990年をピークに短縮し続けています。

厚生労働省「平成29年患者調査」より

平均在院日数は1990年をピークに減少し続けている。

年齢別の平均在院日数を見ると、39歳以下の平均在院日数は10日前後であることがわかる。

 

医療技術が発展している現在、この入院日数が今後さらに短くなることはあっても、長くなることはあり得ません。

それでも入院補償の手厚い医療保険に加入する必要があるのでしょうか?

 

③ 若いうちは医療保険にお金を使うよりも貯蓄にお金を回すべき

30歳以下が入院する確率を知っていますか?

1%以下です。(厚生労働省『患者調査の概況』参照)

必要になる確率の低い、たとえ必要となったとしても公的制度で十分カバーされるものにお金をつぎ込むよりも、そのお金を貯蓄に回し、必要となったものに分配していく方が良いと思います。

 

 

 

「低収入ほど医療保険が必要」というのは本当か?

私と同じように医療保険不要論者の方でも、「低収入の時には医療保険に加入しておくべき」とおっしゃる方がよくいらっしゃいます。

しかし、私は必要ないと思います。

理由は、低収入の時ほど受けれられる公的制度が手厚いからです。

例えば、高額療養費制度は一般的な世帯では一月の医療費の上限が約8万円となる制度ですが、

  • 年収312万円以下だと自己負担額は57,600円
  • 非課税世帯だと自己負担額は35,400円

となります。(協会けんぽHPより)

 

また、医療保険は「もしも」に備えて加入するものですが、突発的に必要となるのは医療費だけでしょうか?

いきなり引越しが必要となったら?家電が壊れたら?

 

私は昨年、入院も引越しも経験しましたが、引越しの方が遥かに多くのお金がかかりました。

あまり貯金ができない時ほど、用途の限られている医療保険ではなく、貯金にお金を回す方が「もしも」に備えることが出来るのではないでしょうか。

 

それでも医療保険が必要となるケース

今まで、医療保険の不要性をこれでもかと主張してきましたが、医療保険が全く必要ない!と言っているわけではないです。

医療保険が「もしも」に備えるためのものである以上、リスクが高まったときには加入を検討するべきだと思います。

 

「リスクが高まったとき」とは、例えば

  1. 会社員を辞めてフリーランスになったとき
    (傷病手当金が受給できなくなるため)
  2. 妊娠したとき
    (「もしも」のリスクが高くなるため)

などです。

医療保険を「生涯入るもの」と考えるのではなく、その時その時のリスクや必要性を考えた上で、加入の是非を検討することがオススメです。

 

まとめ

ここまで色々と書きましたが、これはあくまで私の考えであり、誰かに意見を押し付けるものではありません。

ただ、医療保険について「みんなが加入しているから自分も加入する」といった考えで加入している方が多く、それはもったいないと感じたので、自分の経験や調べたことを元にこちらの記事を作りました。

大事なことは、自分でとことん調べた上で「自分の価値観」に基づいて「自分の意思」で加入するかを決定していくことなんじゃないでしょうか。

 

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